2023.11.14

本当に良いフードの選び方。愛するフレンチブルドッグのために

発展途上のペットフード業界

愛ブヒが朝夕もりもり食べているドッグフード。

忙しいときでも待たせることなくサッと用意してあげられて、必要な栄養をしっかり摂取できるフードは、フレンチブルドッグとその家族にとっては欠かせない存在ですよね。

手づくりご飯の良さや楽しさもあるけど、簡便性や保存性の高さは、やはりペットフードならではのメリットです。

ローリングストックしておけば、非常時でもいつもと同じ食事を与えることができます。

でもそのドッグフード、店頭で見たパッケージの印象や、口コミや評判を参考にして、なんとなくの雰囲気で選んでいませんか?

「そんなに危険なフード、普通に売られているわけないでしょ?」と思っていたら、ちょっと待って。

実はペットフード業界は、人間の食品業界に比べたらまだまだ発展途上なんです。

あなたと愛ブヒが思わぬ落とし穴に落ちてしまわないよう、〝本当に良いフードの選び方〟を学んでいきましょう。

実際に目で見て触ってチェックしよう

飼い主さんが簡単にフードの良し悪しを見分けるチェックポイントは、大きく分けて3つ。「封を開けたときの臭い」「油」「原材料名」です。

もっとも重視してほしい「原材料表示」については、後ほど詳しく説明していきます。

まずは「封を開けたときの臭い」ですが、粗悪な原料が使われているフードは、すぐにチャックを閉めたくなるような臭いがします。

そして触ってみてベタついたら、それは不必要な「油」が加えられているフードかも。

フードの中には、重量を増やすためや食いつきを良くするために、安価で質の悪い「油」でコーティングしている商品もあるのです。

これはフードを目で見て、触って、臭いをかいでみればわかることなので、簡単にチェックできます。

生きものの体は食べたもので作られていますから、体に良くないフードを与えてしまうことで、愛ブヒの体にはさまざまな影響が出てきます。

フレンチブルドッグに多い皮膚病にも、フードは影響するでしょう。他にもアレルギーや肥満、さまざまな病気にも繋がりかねません。

病気になってから良いフードを与えるのではなく、病気にならないように良いフードを与えていきたいですよね。

ライフステージに合わせてフレブルをサポート

さてここで一度、犬の成長過程と、ライフステージごとに必要になる栄養や食事量について、おさらいしておきましょう。

【パピー期・前期(離乳期後~生後6か月頃】

ぐんぐん成長するので、栄養やカロリーもたっぷり必要な時期。

骨格などができあがる大切な時期でもあるので、飼い主さんの判断でダイエットなどをするのはNGです。欲しがる量をたっぷり与えてあげましょう。

しかしまだ胃が小さく、消化機能も成長途中なので、一度にたくさんは食べられません。

食事は1日3~4回に分け、成犬用ではなく子犬用の栄養価が高いフードを与えてください。

無理に回数を減らしてしまうと、低血糖を起こしてしまうことも。

また子犬用のフードは、カルシウムなどが多めに配合されていたりと、この時期の犬に適した配慮がされているんですよ。

消化もしやすく工夫されていますが、まだまだ成長途中なので、もし消化不良を起こしている場合はお湯やミルクでふやかしてあげてください。

【パピー期・後期(生後6か月頃~1歳未満】

生後6か月をすぎると、成長のスピードは徐々に落ち着いてきます。

犬種にもよりますが、フレンチブルドッグの場合は8か月頃には成犬と変わらない大きさに。

そこから誕生日頃まで筋肉・脂肪がついて、体重が増えていきます。

消化器官がかなり発達してくるので、徐々にふやかす必要もなくなってくるでしょう。

食事の回数も2~3回に減らせるようになってきますが、「〇か月だから2回」と決めるのではなく、愛ブヒの食いつきやうんちの様子を見ながら判断してくださいね。

回数を分けたほうが胃腸への負担は軽くて済みますから、飼い主さんが3~4回に分けて与えられるのであれば、ぜひその回数で続けていきましょう。

【成犬期(1歳~6歳)】

誕生日を越えると、体の大きさや体型がほぼ決まります。

これまでの食事は〝成長〟が目的でしたが、ここからは〝体力の維持〟が目的に。

この時期の食生活はシニア期の健康状態に大きな影響を及ぼし、栄養管理が悪いと体の衰えを早める可能性も。

元気な子であっても食生活にしっかり気を配り、栄養バランスのとれた食事を与えましょう。

回数は1日2回が目安になります。

成犬になってもハイカロリーなパピー用のフードを与えていたり、パピーの頃のように欲しがるだけ与えてしまったりすると、あっという間にカロリーオーバーに。

肥満は健康の大敵ですから、定期的に愛ブヒの体重や体格をチェックして、その子の太りやすさや生活スタイルに合った食事量を心掛けてください。

【シニア期(7歳以降)】

シニア期に入って老化現象が見られるようになってきたら、食事量は成犬期よりも少し減らしていきましょう。

老化が始まると運動量が徐々に減少し、必要なカロリー量も減っていきます。

そこで以前と変わらない量の食事を与えてしまうと、消費しきれなかったエネルギーが肥満を引き起こし、様々な病気の原因となってしまいます。

回数は1日2回が目安ですが、消化機能が落ちてきたら1回の量を減らして回数を増やしたり、パピーの頃のようにふやかしたりして、胃腸への負担を軽くしてあげましょう。

また食事量・運動量の現象や腸機能の低下から、シニアは便秘にもなりやすいもの。

かかりつけ病院と相談しながら、食物繊維や善玉菌を摂取するのもおすすめです。

その他にも様々な不調が出てきますから、愛ブヒに合ったサポートをしてあげてください。

正しく疑い、正しく怖がる。必要な情報をまずチェック

話を〝本当に良いドッグフードの選び方〟に戻しましょう。

先程もお話した通り、もっとも重要で注目してほしいのが「原材料名」です。

市販のペットフードには、必ず「原材料名」という項目が表示されており、使用したすべての原材料が添加物も含めて記載されています。

これは「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律(ペットフード安全法)」によって決められています。

ちなみに、成分や給与方法を記載するように定めているのは、ペットフード公正取引協議会による「ペットフードの表示に関する公正競争規約」。

こちらは法律ではなく業界のルールですが、非常に浸透しているのでほとんどの業者が則っている規約となります。

必ずチェックしたい、フード「原材料」の見方

『THE fu-do(ザ・フード)』の原材料は安心安全。

「原材料名」は、使用料の多いものから順番に記載されています。どんな原材料が多く使われているのか、ぜひ見てみてください。

犬が食べるフードですから主原料はやはり肉。

ですが安価なフードの場合、同じような金額で人間が食べるお肉が買えるかと考えると、首を傾げてしまいますよね。

もし原材料名の中に「動物副産物」とという文字があったら、要注意です。

「動物副産物」というのは、肉と定義されている部分以外のこと。

腎臓・肺・肝臓といった内臓や脂肪、タンやテール、骨、皮、血液など、多くの部位が該当します。

粗悪なフードの中には、病気などで死亡した動物や障害がある動物の「動物副産物」や、それらを粉々にした「肉粉・肉骨粉(ミートミール)」を使用しているものもあるようです。

これが原材料の安さの秘密とも言われています。

もちろんすべての「動物副産物」や「ミートミール」が粗悪な品質というわけではありません。

だからこそきちんと品質表示を確認し、きめ細かな情報開示がされた安全性の高いドッグフードを与えるようにしたいですよね。

より良いフレブルライフのために消費者としてできることを

また「原材料名」の中には、添加物も記載されています。

添加物と聞くと「体に良くないものでは?」と感じるかもしれませんが、すべての添加物が害になるわけではありません。

その種類と目的によって判断する必要があります。

添加物は大きく分けて、①栄養バランスを整えるための栄養添加物、②品質を保持するための添加物、③犬の食欲を喚起したり見栄えをよくしたりするための添加物、の3種類。

「①栄養バランスを整えるための栄養添加物」は、ビタミン類やミネラル類など、原材料だけでは不足する栄養を摂取するために必要な添加物。

栄養バランスを整えるだけでなく、有効成分を高める効果を目的としているものもあります。

「②品質を保持するための添加物」についてですが、微生物・カビの繁殖や品質の低下を防ぐため、多くのドッグフードには保存料や酸化防止剤が使われています。

かつてはエトキシキン、BHA(ブチルヒドロキシアニソール)、BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)という化学物質が含まれたフードが一般的でしたが、発がんリスクを指摘する声が上がっていました。

最近ではローズマリー抽出物などの自然派保存料を使用しているメーカーが増えています。

「③犬の食欲を喚起したり見栄えをよくしたりするための添加物」は、犬にとっては不要なものが多いようです。

例えば着色料などがあげられますが、そもそも犬は人間よりも色の判断ができません。

人間の目で見て「おいしそう!」と感じるものが、犬にとってそう感じられるものかどうかは疑問ですよね。

添加物の名前には見慣れないものが多いですが、その単語がどのようなものなのか、何のために使われているものなのか、ぜひ調べてみてください。

受け身でいるばかりでなく、飼い主さんが自ら知識を得て、その知識を元に安心できるフードを選んでいきましょう。

そういった姿勢は業界へのメッセージとして伝わり、より安心安全なペットフードの製造へと繋がっていくはずです。

執筆:フレブルライフ編集部

フレンチブルドッグ専門メディア『FRENCH BULLDOG LIFE』編集部。獣医師・ドッグトレーナー・フォトグラファーなど総勢50名以上の、犬のプロフェッショナル集団です。

生涯を見据えた
本当の「安心」を。

3千頭の研究でようやく辿り着いた
私たちの答え。

彼らの栄養特性にふさわしい設計に、
独自の技術(特許出願)で仕上げました。

98%のオーナーが
「これからも与えていきたい」と回答(※)

BUHIとフレブルライフが、
真心を込めて放つ、結論。
正しいフードは、ここにあります。 ※ 1ヶ月間モニターのアンケート結果(50名,2023年10月)